運命がわかっても災難から抜けられない理由
宇宙のエネルギーは、
その人に足りないエネルギーを出来事で補ってくれる、
そう捉えるのがこの流派の気学です。
その人に今起きていることの原因となる気のエネルギー、
たとえば必要な火のエネルギーを自分が得るよう努力していけば、
不要な縁は切れていくと見ていくことができるのです。
気学の個人鑑定でお悩みが深い場合などには詳細な四柱推命の資料とホロスコープを組み合わせ、
お相手のもともと生まれ持つ運気をみながら、
その方におきやすい環境のアクシデントに巻き込まれないような
行動や生き方をお伝えしていきます。
たんなる運命がわかっても、困ったことや災難から抜けられるわけではないのです。
そしてときどき、
自分の生まれ落ちた時にもつ気のエネルギーが、向かうべき方向性と、
持っているパワーを使わないでいることで、
代わりにそばにいるパートナーやお子さんが爆発的な攻撃の力を(誰かから使われるか)使うこともあるのです。
例:誰かからの暴力や、言われのない濡れ衣での罪、突然外部から起きてくる突発的な災難など
気学やホロスコープも、その人が有り余るパワーを持っているとき、
自分が持つパワーを潜在的に使わないままで、誰かに依存していたり、
したいことをしないでいることで、
パートナーや他の関係が深い人が、
代わりの困った行動(病気等も含め)をしてきたり、環境のパワー(事故やアクシデント等)を招く場合があると教えています。
自分の気=エネルギー=パワーを知り、それをうまく使いこなすことは、災難や困ったことを引き寄せない方法のひとつになります。
例えばホロスコープなら冥王星は破壊と再生のパワーを持ちます。
その星がその人のホロスコープで、
ハードスクエアを生まれつき取っている場合、(そこにはあるエネルギーが生まれます)
そこにトランジット(現在の天空の星の並び方)で火星やその他の天王星海王星冥王星などが
凶角を取った場合にトラブルが出てきてしまいます。
私の場合も、占星術を学んでいたので、自分の火星や太陽が、ある星と凶の角度を持っているのを知って
困ったなあと思ったことがあります。
それをどう使うのか、その時点ではまだわかりませんでした。
ですが、気学とホロスコープを両方学んでいくうちに見方が違えど
両者は同じ事を言っていることに気づいたのです。
凶星も含め、ホロスコープでの星は、すべて自分が使いこなせるようになると災難にあいにくい
と見たりします。気学でもそれは同じなのです。
そこに、学問的易を元とした合理的な儒教の生き方の説明がプラスされているのが気学だと
思っています。
西洋のものも東洋の占いも元はアフガニスタンがルーツだと聞いています。
西洋は火地風水、東洋は木火土金水
生き方を調えれば自分の星、例えば九星なら本命や傾斜(隠れた潜在能力)
同会や最大吉方などを使いこなし
災難をできるだけ減らし、生きやすく、楽しく、周りに感謝しながら自分らしく生きていくことができるのだと感じています。
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