魂の声を聴く
これからはすべてホンモノしか
生き残れない時代だと言われています。
つまりわたしにとって、相手にとって、
社会全体にとっての我が、
それをすることによってすべてが幸せになる、
それこそがホンモノ。
ただ、したいことだけをしたからといって、
魂の声＝天命にたどり着けるわけではありません。
今何をすべきか、したいことやそうでないが
役割として与えられていること、
それらをひとつひとつこなさないと
使命（天命につながること）を
見つけることはできません。
そしてそこにいくまでに、
起こってくる悩みや迷い
それらを解決できる自分になるために
気学はあります。
師匠は「他人に不満を持っている間は
自分の道を開くことはできない。
相手が聞いてくれないということは
自分が聞いてもらえるような言い方を
身につけていないと考えなさい」と言われました。
つまり、あなたのことは知りたくない、
とひとに思わせているということなのだと。
では聞いてもらえるようになるために
どうすればいいのか、ですが
自分とその周りにいる人の
心の動きに敏感になること、
そして不安な気持ちでいる
今の自分をどうするか、
これが嫌い、と思う嫌な気持ちを
どう考えるのか、理由は？
ということについて深く
洞察することが大事なんですね。
人の心は変化し、時代は変化します。
変わらないものは親子の関係や
生まれた順番等としてありますが
変わるものと変わらないものを
混ぜてしまったり
その捉え方を間違えると
悩みが生まれてきます。
そして常に大切なことは、
人の心の動き、変化に敏感になる
ということなのです。
そのためにはいつも心に愛がないとだめ。
愛があるからこそ、周りの人の変化、
心の変化を見つけることができるのだから。
テレビでは大きな変化ばかりもてはやし、
追いかけています。そのため、
今の日本では、
きわめて愛がなくなってきているのです。
些細な変化に敏感でいること、
小さな奇跡を敏感に捉えられる
ことができるようになることで、
相手の痛みに気づいてそっと
何も言われなくてもお薬をだせる
ような優しさが
生まれてくるのだと思います。
もしその人が、変化を見るより、
自分の感情が主体で、好き嫌いが激しいと、
そして嫌いな人が多いと
嫌われてしまいます。
気学ではあなたがなぜ、それが嫌いになるのか、
その裏に隠れたあなたの価値観と
それがいきすぎた時におきる
感情の癖や思考の癖を
一つ一つ丹念に見ていきます。
でも普段、もしかしたら知性で
なんとか感情の癖を抑えることが
できるのではないかと思われている方も
いらっしゃるかもしれません。
実は、感情をつかさどる部分の脳は
知性を扱う脳の20倍の大きさを
持っているため、知性だけを高めても、
明日からこうしよう、ああしよう、
といくら頑張っても
感情を沈めることはできないのです。
（ノーベル賞学者ポールマックイーン
「心の教育、脳の開発」より）
私は今その感情の癖を手放す方法を
心理学の講座の学びの中でも
お伝えしていますが
この癖が直らない限り
魂の声にたどり着くことは
できないと言われています。
魂の声＝天命にたどり着くためには
意識して少しずつ自分の感情や
思考の癖を見出し解放して
置き換えていくという作業が
とても大切になるからです。
たとえば誰かヒーラーに聞いて
魂の声を教えてもらった、
そういうやり方もありますね。
ただ、それは人が教えてくれたこと。
人間は自分で確認して腑に落ちたことしか
信じてやり続けることができない生き物です。
あなたがあなたの内側から
それをとらえるようになってはじめて
天命に向かって行動を起こすことができるのです。
このあたりは最近はじめた
Facebookライブなどで
いずれ少しずつお話ししていこうと
思っています。
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