気学の教え
「妄想はマイナスの悪魔」
気学=5000年前の智恵(後の易経)を2500年前に孔子がまとめたもの
気学とは単なる方位学ではありません。
その人の心(捉え方・考え)の方向性をみて、その裏側の想い、やさしさに気づき、自分自身の開運と他人を幸せに導くための学問です。
気学では物事を「良い・悪い」ととらえず、吉と凶でとらえるのですが、
その受け取り方・他人への表現の仕方を学びます。
例えば、なにか嫌なことがおこった場合は、そこに至る背景があったと考え、「運が悪いから」という捉え方はしません。
いやなこと、とはある人にとって 「困ったこと」であっても
別の人にとっては 「普通のこと」
だったりするからです。
物事の捉え方が違うと、その後のそのひとの行動が変わるので、周りとの縁や環境は全く変わってしまいます。
Aさんが なぜか今日は挨拶をしなかった
とします。
Bさん「私に怒っているのかな」
Cさん「今日はなんか疲れているのかな、大丈夫かな」
Dさん「困ったことがあるのかもしれない、聞いてみよう」
こんな感じです。
この後の三人の行動は必然的に全然違うものになりますよね。
このような場合Bさんの頭の中には
続けていろんな負の妄想が浮かんでいるかもしれません。
このちょっと疲れたときや落ち込んだときにはどんなひとにもありがちな妄想が
人間関係に様々な影を落としていくと言われています。
このAさんのようなパターンにならないよう
九星気学講座では
自分や周りの人の行動やその時の環境を深く観察し、その出来事が起こるに至った原因を意識して探していきます。
実は出来事は「よく」見える出来事と、
「悪く」みえる出来事があり
悪く見える出来事の中にもその人の成長を促したり、いわゆる長い目で見た「吉」を生み出すものが混じっていることがあります。
「思い込み」が強いと「感情」が先走って、それになかなか気づけません。
お子さんやご主人、職場の上司の言動のひとつひとつに「頭にきたり」「イライラ」する
といったような、ストレスの原因は、ほんとうに相手が道理を通していないから腹が立っているのか
こちらの受け止め方が、思い込みというフィルターによってゆがんでいるために
そうなっているのか
そこのところを区別してみていくという作業がとても大切になるのです。
九星気学講座では一見凶にみえる出来事や人、物事をそれぞれの9個の星の象意に分けて説明し、最新の心理学の手法を織り交ぜながら真理を見る目を養い、自分を大切にし、周りを活かしていく方法を学びます。
人の期待に答えるのではなくただ自分を許すこと、自分が先に幸せになり周りの人を助けること、
周りの人たちを変えようとするのではなく
その人の言動の裏側にある思いやりや愛に気づくこと等
により、自分の人間性を整えていきます。
頭でわかっていても思考が働いて、感情が波立ち、無意識で起こる出来事を悪ととらえているかもしれません。
9個の星を学んでいくと、九星をそれぞれ自分へのメッセージとして捉える習慣が身につき
何か出来事が起きたときにその相手ならそう行動するだろう、と違いを認めることができ、
自分と合わない価値観の人に対して、こだわりやジャッジがなくなります。
そうして自分の我がとれていき、皆違うんだとわかるようになり、
自分の中のよどんだものがとれ、余計なものがなくなることにより、
潜在能力(太古の人類が持っていたようなスピリチュアルな能力も含め)が表に出ていくこととなります。
この学びは、運命に流されるのではなく、吉を自分でつかむ積極的攻めの開運術なのです。
何を自分が受け止めるのか、同じものからでもどの側面から見るのか、その人の受け取り方で人生は180度変わるのです。
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